渋谷区東の不動産会社 ベスト・オブ・ラック株式会社 小栁 憲一です。
『最近の新築マンションは 専有面積が狭いのではないか』
というお話をお客様より たびたびお伺いします。
結論は 『そのとおり』です。
東京都心部をはじめ首都圏の新築マンションは コロナ禍を経て みなさまが住宅のあり方を見直す
動きを追い風として とても売れ行きが良い状況が続いております。
その傾向は 都心部から徐々に郊外へと波及しつつあるように感じます。
新築マンションの分譲価格は間違いなく上昇し そして冒頭のとおり専有面積は減少の傾向です。
その仕組みは以下のとおりです。
新築マンションの価格を構成する要素は
・土地代金
・建築代金
・マンションディベロッパーの利益 及び 販売管理費
こちらの3つです。
昨今では そのうち2つの要素
・土地代金
・建築代金
が格段に上昇している状況です。
これら原価の上昇をふまえると 当然に 分譲価格は上昇します。
こうした背景のなか マンションディベロッパーの企業努力は そのマンション事業の細やかな
プラン(設計)にあらわれます。
たとえば その1つは
それまでの新築マンションの分譲実績(市場調査)をふまえて
かつて
【80㎡ 3LDK】 価格 8,000万円 ※ ㎡あたり単価 100万円
のプランの売れ行きがよかったエリアでは
専有面積を圧縮し
【70㎡ 3LDK】 価格 7,700万円 ※㎡あたり単価 110万円
または
【70㎡ 3LDK】 価格 8,400万円 ※㎡あたり単価 120万円
さらに
【60㎡ 3LDK】 価格 7,800万円 ※㎡あたり単価 130万円
で供給し お客様に喜んでいただこう という考えに至ります。
純粋に 専有面積の条件を除いた価格だけでみると
7,700万円
も
8,400万円
も
7,800万円
も
みな同じく『8,000万円前後』ともいえます。
つまるところ 価格上昇 を 専有面積を圧縮することで乗り越え それまでとかわらぬ
価格帯の商品づくりを心がけるようになるわけです。
こうした動き 判断があちらこちらで重なり その結果 専有面積の減少傾向に拍車が
かかるのです。
さて
ここからが本題です。
マンションをご所有のみなさまにとっては これらの昨今の新築マンションの価格上昇
はプラスに作用します。
専有面積 80㎡ 90㎡ 100㎡ それ以上の専有面積のマンションにお住いのみなさま
専有面積 80㎡ 90㎡ 100㎡ それ以上の専有面積のお部屋は 新築マンションの供給
では 極端に少ない専有面積のレンジです。
新築マンションとの差別化を訴求しやすい物件です。
専有面積 70㎡ 60㎡ 50㎡のマンションにお住いのみなさま
専有面積 70㎡ 60㎡ 50㎡のお部屋は 新築マンションの供給では主体となる
専有面積のレンジです。
新築マンションとの価格差をもって差別化を訴求できる物件です。
専有面積 40㎡ 30㎡ 20㎡のマンションにお住いのみなさま
専有面積 40㎡ 30㎡ 20㎡のお部屋は 新築マンションの供給では一部主体
となる専有面積のレンジです。
こちらも新築マンションとの価格差をもって差別化を訴求できる物件です。
私が考えるのは
不動産の持つ 特性 個性は ほかの消費財 量産品と異なり 唯一無二 であること
その 特性 個性をいかしたご売却の方法が必ずあること
です。
新築マンションの価格上昇の傾向が顕著にあらわれているいま みなさまがご所有の
マンションもまた唯一無二です。
新築マンションの価格上昇は ご売却をお考えになるみなさまにとって『追い風』です。
みなさまの大切なご資産である不動産のご売却の場面で 必ず役に立てる自信があります。
ぜひお問合わせください。
マンションに限らず 一戸建て や 土地 アパート 商業ビル等の投資用 事業用物件のご相談も承ります。
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小栁 憲一
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